大阪のミニシアター

ミニシアター
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よく行く大阪のミニシアターをご紹介します。大阪に来た際の参考にしてくださいね☆

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2000年初頭は、「天六ホクテンザ」「国名小劇」「シネマアルゴ梅田」「扇町ミュージアムスクエア」「テアトル梅田」というミニシアターもあって、よく通っていました。閉館したり、別の施設に継承されたり、別の場所で復活予定のようです。大阪のミニシアター業界も様変わりしました。映画館に行くと他の映画館で上映されるチラシが沢山置いてあって、他の館の情報もゲットできて必然的に情報通になりました。

下町九条にある大阪を代表するアート系ミニシアター。1997年開館。新作だけでなく旧作も上映。1スクリーンで頑張っていたが2006年から2スクリーン体制に。トークショーや舞台挨拶も精力的に行う。1階のスクリーンは、水中にいるような雰囲気が味わえるような、水泡をモチーフとした沢山のオブジェが天井からぶら下がっている。

1999年頃、現在のシネ・ヌーヴォの前身のシネ・ヌーヴォ梅田に1回だけ行ったことがある。地下にある映画館。偶然にもそれがシネ・ヌーヴォ梅田の最後の上映会だった。上映作品は日本の戦争犯罪を問い続けたアナーキスト奥崎謙三の戦い『ゆきゆきて、神軍』(1987)。満席だったので立ち見で観賞。戦地ニューギニアでは兵士の人肉を食べることがまかり通っていたと証言する等、内容はとてつもなくグロく衝撃的だった。最後を飾る作品としてあえてこんな作品をセレクトするセンスに、映画に対する強い意思を感じたのを覚えている。

その後九条に移転してできたのが現在のシネ・ヌーヴォ。暇があれば通って一人で色んな作品を観た。ある日、その時も一人で最終上映の映画を観ていて帰ろうとした時、歌手で俳優の石橋凌が突如入って来た。館のスタッフに案内されていた。まだオープンして間もなかったが、既に大阪では重要な映画の発信地というポジションを獲得していたからだろう。

ディープエリア・十三にあるミニシアター。シネ・ヌーヴォと共に大阪のミニシアター文化を牽引する。映画館はとっても昭和。周りにある建物も昭和なら、この映画館のあるビルも昭和。十三にいると昭和にタイムスリップした気分になる。同じビルの下の階には姉妹館のミニシアター兼イベントスペースの「シアターセブン」がある。新作、旧作も上映する。新作は邦画の割合が多い。こちらも舞台挨拶も精力的に行う。

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